カカオは、アオギリ科・カカオ属で、花は幹や太い枝につき、幹に実った大きな実に驚きました。いろいろな花の付き方があるのだと思いながら忘れられない付き方でした。これが、ココアやチョコレートの原料になるのだと思うと不思議な思いでした。
また、なじみ深いコーヒーの木の実も写すことが出来ました。コーヒーノキは葉が美しいことから、観葉植物として栽培されているようです。
身近にみられるハイビスカスやタチアオイ、野菜のオクラなどもアオイ科の植物なので、どこか共通点がありそうです。
上のカカオは、2005年1月10日にとちぎ花センターで撮影した花です。
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カカオの特徴
カカオ 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター
和名 | カカオ |
別名 | ココアノキ |
学名 | Theobroma cacao |
科名・属名 | アオイ科 カカオ属 |
分布 | 熱帯アメリカ |
花期 | 5月~11月 |
特徴 | 南アメリカ原産で、世界の熱帯で栽培される小高木。高さ4~6m。葉は互生し、両端が関節状にふくれた短柄があり、楕円形で長さ20~30cm。 花は幹や太い枝に集散花序につきます。萼片は5深裂し、花弁は5個あり、紅色ないし淡黄色。 果実は長さ15~30cmのラクビーボール形。 種子は長さ3cmほどで、ココアやチョコレートの原料となります。 |
コーヒーの木(果実)の特徴
コーヒーの木(果実) 2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター
和名 | コーヒーの木 |
学名 | Coffee arabica |
科名・属名 | アカネ科 コーヒーノキ属 |
分布 | 世界約70カ国で栽培している中南米に移入されたアラビカ種を起源とするもの |
花期 | 土地によって異なる |
特徴 | アラビカ種 (Coffea arabica L.、アラビカコーヒーノキ) はエチオピア原産で、最初に広まったイエメンにちなみアラビカの名があります。 常緑潅木で高さは2mぐらいあるが、野生に派生しているコーヒーの木は4~7mぐらいまで伸びていくということです。 花は白い色をしており、ジャスミンに似た香りがします。 硬い実の内側には1~2粒の種子があり、これがコーヒー豆となります。 この種子は緑もしくは青緑をしていて薄い膜で包まれています。 コーヒーの木は霜にとても弱く、15~20度の気温と適度な湿度・日照・風・雨・土壌など各条件が必要という。 |