グロキシニア・シルヴァティカ(Gloxinia sylvatica)は、ペルー、ボリビア原産のイワタバコ科・グロキシニア属の花で、南国の花らしい雰囲気を持っていますが、冬でも5℃~10℃以上は必要ということです。
日本で花が少なくなる冬は、熱帯植物館や温帯植物館に行くと日本では見られないような花に出会うことが出来ます。そのように花を観察すると、日本の花の特徴はかなりかたよっていることを感じることが出来て、花の分布の多様性を感じることが出来ます。
グロキシニア・シルヴァティカも冬の温度を10℃位に保てれば育てることも可能なのだということも分かりますし、市場にも出回っているようです。
上のグロキシニア・シルヴァティカ(Gloxinia sylvatica)は、2004年1月9日にとちぎ花センターで撮影したものです。
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グロキシニア・シルヴァティカ(Gloxinia sylvatica)の特徴と育て方
和名 | グロキシニア・シルヴァティカ(Gloxinia sylvatica) |
学名 | Gloxinia sylvatica |
科名・属名 | イワタバコ科 グロキシニア属 |
分布 | ペルー、ボリビア |
花期 | 10~3月 |
特徴と育て方 | ペルーやボリビア原産の非耐寒性常緑多年草。 冬でも5℃~10℃以上は必要です。 以前はイワタバコ科の中でもシーマニア属に分類されていたので、名残で現在でもシーマニアの名前で流通しているようですが、現在は、グロクシニア属に分類されています。 色鮮やかなオレンジ色で花の形も変わっています。 日当たりを好みますが、夏は半日陰で管理します。 4月~9月の生長期に1ヶ月に1回程度の置肥料をし、水は乾いたらたっぷりやります。 冬に10℃位を確保できれば栽培可能のようですが、一般家庭では、温度管理が難しそうです。 |