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広告 自然の中の花科名ーア行

パンパスグラスの育て方|よく似ているススキ(芒)の特徴

パンパスグラス

パンパスグラスは、南アメリカとニュージーランド、ニューギニア原産のイネ科・シロガネヨシ属のススキに似た多年草で、花穂は活花やドライフラワーに使われます。

暑さに強いのですが、耐寒温度が、-3℃くらいなので、冬季にマルチングやビニールなどで保護すれば育てることが可能です。

花穂は活花やドライフラワーに使われますので、大量に使う方は植えておくと便利かもしれません。

下に、よく似ている秋の七草のひとつのススキを載せています。

上のパンパスグラスは、2007年9月29日にわんぱく公園で撮影したものです。

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パンパスグラスの育て方と特徴

           
和名パンパスグラス
別名シロガネヨシ(白銀葭)
学名Cortaderia selloana
科名・属名イネ科 シロガネヨシ属
分布南アメリカとニュージーランド、ニューギニア
花期8~10月
特徴

高さ2~3m程度と大きく成長し、細長い葉が根元から密生して伸びます。

暑8月から10月にかけて、垂直に立ち上がった茎に長さ50~70cmの羽毛のような花穂をつけます。

色はややピンクがかった白銀色です。

ススキに似た多年草で、約20種が知られていますが、栽培されるのは、明治中ごろに渡来したセロアナ種(Cortaderia selloana)です。

大きく成長し、花穂をつけた姿は見栄えがするので、公園・花壇や道路分離帯などに植えられます。

また、花穂は活花やドライフラワーに使われます。

雌雄異株なので、種で殖やすと穂が弱々しい雄株も交じります。

育て方

大きく育つので庭植が良く、水はけのよいよい、日なたに植えます。

耐寒温度が-3℃くらいなので、冬は株もとを覆って保護します。

植え付けは3月~7月、9月から10月で、水はけさえよければ用土は選びませんが、大きくなるので、植え場所を確保する必要があります。

殖やすには株分けか種まきですが、株分けは植え替え時期に分け、種は赤玉土などに播いて、発芽まで乾かさないようにします。

雌雄異株なので雄花も出ますので、好みで分けて植えます。

冬は枯れ葉を防寒用に残し、3月~4月になったら、新芽が発生する前に前年の枯れ葉と花穂を切ります。

肥料はほとんど必要ないようです。

ススキ(芒)の特徴

ススキ

ススキ(芒) 光徳沼付近

ススキ(芒)

ススキ(芒) 2007年9月29日 撮影 わんぱく公園

         
和名ススキ(芒)
別名オバナ
学名Miscanthus sinensis
科名・属名イネ科 ススキ属
分布日本全土
花期8~10月
特徴

秋の七草のひとつでオバナの名でも親しまれています。

山野のいたるところに生える高さ1~2mの大型の多年草。

葉は群生して大きな株をつくります。

葉は長さ50~80㎝、幅7~2㎝の長線形で固く、ふちは非常にざらつき、中脈は太い。

花序は長さ15~30㎝。花序の中軸は短く多くの枝を放射状に出します。

小穂は長さ5~7㎜で、基部に小穂よりやや長い毛が密生します。

ススキは変異が多い。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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