トレニア・フルニエリ(Torenia fournieri)は、アゼナ科・トレニア属でインドシナ原産の、変種や園芸品種が広く栽培されています。
春にタネをまいて夏から秋に花を楽しみその後枯れる春まき一年草として扱われます。
草丈20cm~30cmでよく枝分かれしてこんもりと茂り、花付きも非常に良く初夏~秋にかけてスミレに似たユニークなかたちの花を次々と咲かせ、華やかなことが人気になっているようです。
上のトレニア・フルニエリ(Torenia fournieri)は、2004年10月11日に宇都宮総合運動公園で撮影したものです。
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トレニア・フルニエリ(Torenia fournieri)の特徴と育て方
トレニア・フルニエリ(Torenia fournieri) 2004年9月18日 撮影 花之江の郷
和名 | トレニア・フルニエリ(Torenia fournieri) |
学名 | Torenia fournieri |
科名・属名 | アゼナ科 トレニア属 |
分布 | インドシナ原産 |
花期 | 7月~8月 |
特徴と育て方 | 他にはあまりない面白い形の花を夏から秋に咲かせ、日向で夏も花が咲くことが嬉しい花です。 草丈はあまり高くならず、自然に枝分かれしてこんもりとまとまり、花壇植えだけではなく、プランターや鉢植えにも適しています。 毎年花を咲かせるものもあるが、日本では夏咲きの一年草として扱われるトレニア・フルニエリ(Torenia fournieri)の栽培が多いようです。 花つきがよく育てやすく夏に涼しさを与えてくれるような花色のものが多いのも魅力になっているようです。 鉢植えは、赤玉土に腐葉土を3割くらい混ぜ、庭植は腐葉土をすき込んで植えると良いようです。 丈夫な植物ですが、水切れには弱いので、鉢植えやプランター上は表面が乾いたら水をたっぷりやります。 肥料は植えるときに、元肥として緩行性肥料を土に混ぜて置き、その後は液肥か化成肥料を適宜施します。 苗を植えて、草丈10cmくらいの時に芽の先端から2節目くらいのところで芽の先端を摘むと、脇から芽が伸びてきて花の咲く頃にバランスの良い草姿になり、花数も増えます。 種を播いて育てるときは、発芽適温は22℃前後なのでで、気温が充分に上がった4月下旬~5月に播種します。 挿し芽でも殖やすことが出来ますが、1年草なので、次の年は種を播くことになります。 |