ウド(独活)は、ウコギ科 タラノキ属で、日本全土の山野に生える多年草で、若芽は柔らかく、香りがあり、山菜として、また栽培されて野菜として販売もされています。
ハリブキ(針蕗)は、ウコギ科 ハリブキ属で、北海道、本州の中部地方以北、紀伊半島、四国の亜高山帯の林床に生える落葉低木で日本固有種です。
ハリブキの根には、特有の芳香があり、根と、果実は、漢方薬として用いられるようです。
上のウド(独活)は、2006年8月25日に八千穂高原自然園で撮影したものです。
スポンサーリンク
ウド(独活)の特徴
ウド(独活) 2007年8月5日 撮影 裏磐梯
ウド(独活) 2007年8月5日 撮影 裏磐梯
和名 | ウド(独活) |
学名 | Aralia cordata |
科名・属名 | ウコギ科 タラノキ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 8月~9月 |
特徴 | 山野に生える多年草。 茎は太く、高さ1~1.5mになり、全体に毛が多い。 葉は互生し長柄があり、2回羽状複葉で、小葉は5~7個つき、卵形で鋸歯があります。 茎の上部で分枝し、球状の散形花序が多数円錐状についた大型の花序を出します。 花は淡緑色5弁花で直径約3㎜。 雌雄の別があり、上部は両性花序、下部に雌雄花序がつく。 液果は卵球形で直径3㎜、黒紫色に熟します。 若芽は柔らかく、香りがあり、食用になり、栽培もされます。 |
ハリブキ(針蕗)の特徴
ハリブキ(針蕗) 2005年8月11日 撮影 尾瀬
和名 | ハリブキ(針蕗) |
別名 | クマダラ |
学名 | Oplopanax japonicus |
科名・属名 | ウコギ科 ハリブキ属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北、紀伊半島)、四国。日本固有 |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 亜高山帯の林床に生える雌雄異株の落葉低木で、高さ30~100㎝になります。 枝や葉に鋭い棘があります。 葉は掌状分裂葉。 果実は長さ6~7㎜、2個の花柱があります。 落葉低木。 |