ウツギ(空木)は 昔から生垣や庭木として植栽する落葉低木で、なじみの深い懐かしい花です。
ヒメウツギ(姫空木)は見た目は小型のウツギで樹高は1mていどに収まり、ウツギに比べて葉っぱに生える毛は少ないのが特長です。ウツギほど大きくならず、場所をとらないのでよく植えられているようです。
ヨーロッパなどでヒメウツギを交配親にして園芸品種が作出されているようです。
上のウツギ(空木)は、2004年5月29日に日光植物園で撮影した花です。
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ウツギ(空木)の特徴
和名 | ウツギ(空木) |
別名 | ウノハナ |
学名 | Deutzia crenata |
科名・属名 | アジサイ科 ウツギ属 |
分布 | 日本各地、中国 |
花期 | 晩春 |
特徴 | 多く分枝し高さ1.5m位。山野に生え、生垣や庭木として植栽する落葉低木。 樹皮はよくはげ、若枝、葉、花序に星状毛がありざらつきます。 葉は互生し長さ3~9cm。 和名空木は幹が中空でウツロの木の意味。 別名ウノハナは空木花の略、また卯月に咲くからとも言う。 材は硬く木釘、楊枝にします。 |
ヒメウツギ(姫空木)の特徴
ヒメウツギ(姫空木) 2006年5月22日 撮影 尚仁沢遊歩道
ヒメウツギ(姫空木) 2005年5月31日 撮影 日光植物園
和名 | ヒメウツギ(姫空木) |
学名 | Deutzia gracilis |
科名・属名 | アジサイ科 ウツギ属 |
分布 | 本州(関東地方以西)、四国、九州 |
花期 | 晩春 |
特徴 | 日当たりのよい山地の岩間や谷川沿いなどに生える高さ1m位の落葉低木。 枝は細く良く分枝し、時には弓状に曲がります。 葉は対生し、質は薄く両面に星状毛を散生します。 晩春、枝先に円錐花序をつけます。萼弁と花弁は5枚、雄しべは10本。 蒴果は長い3つ残ります。 和名の姫は小形であることをさします。 |
ヒメウツギ(姫空木) 2006年5月22日 撮影 尚仁沢遊歩道