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広告 自然の中の花科名ーア行

ユウガオ(カンピョウ)、ツルレイシ、アレチウリの特徴

ユウガオ

ユウガオは、ウリ科・ヒョウタン属で、花茎7~10cmのウリ科の植物で、蔓性一年草です。

中国では2000年前から栽培されていたと言われ、日本では、源氏物語、徒然草に、果皮利用の容器を作るのを目的に栽培されていたことが記されています。現在はかんぴょうとしての栽培が主になっています。

ツルレイシは、ウリ科・ニガウリ属の花径約3cmのウリ科の植物で、沖縄を代表する野菜でゴーヤ-の呼び名で親しまれています。

一方、アレチウリは、ウリ科の大型のツル植物で1年草で、生育速度が非常に速く、特定外来生物に指定されています。

上のユウガオは、2003年7月15日に散歩道で撮影したものです。

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ユウガオの特徴

         
和名ユウガオ
別名カンピョウ(干瓢)
学名Lagenaria siceraria
科名・属名ウリ科 ヒョウタン属
分布北アメリカ、インド、タイ
花期7~8月
特徴

花茎7~10cmのウリ科の植物で、蔓性一年草。

たそがれ薄暗闇に咲くユウガオの純白花は、古来美女の風情に譬えられています。

中国では2000年前から栽培されていたと言われ、日本では、源氏物語、徒然草に、果皮利用の容器を作るのを目的に栽培されていたことが記されています。

干瓢(かんぴょう)の原料になります。

実を乾燥させて容器を作るヒョウタンの変種で、観賞用に栽培されていた品種の中から、苦みの少ないものを選り分けたものが食べられるようになったと考えられています。

大きな実で作ったもの利用価値があり、昔は炭入れやいろいろなものを入れるのに使っていました。

ツルレイシの特徴

ツルレイシ

ツルレイシ 2003年8月13日 撮影 散歩道


         
和名ツルレイシ
別名ニガウリ
学名Momordica charantia
科名・属名ウリ科 ニガウリ属
分布インド
花期7~8月
特徴

花径約3cmのウリ科の植物で、蔓性一年草。

沖縄を代表する野菜でゴーヤ-の呼び名で親しまれています。

食用にするのは未熟果で独特の苦味があります。

アレチウリ(荒れ地瓜)の特徴

アレチウリ

アレチウリ(荒れ地瓜) 2007年9月12日 撮影 渡良瀬遊水地


         
和名アレチウリ(荒れ地瓜)
学名Sicyos angulatus
科名・属名ウリ科 アレチウリ属
分布北アメリカ原産
花期8~9月 果熟期:秋
特徴

北アメリカ原産のつる性の1年草。

各地に広がっており、河原や荒れ地に多い。

葉は円心形で浅く5~7裂します。

雌雄同株。

葉腋から花序を出し、黄白色の花をまばらにつけます。

雄花と雌花はそれぞれ別の場所につき、雄花序は長さ10~15㎝でまばらに雄花がつき、雌花序は短く、雌花が頭上に集まってつく。

果実は長卵形で軟毛と刺が密生し、なかに種子が1個入っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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