ヒナタイノコズチ(日向猪子槌)は、ヒユ科・イノコズチ属で、本州、四国、九州の、日当たりのよい道ばたや荒地に生える多年草です。
仲間のヒナタイノコズチ(日向猪子槌)、本州、四国、九州の山野の林内や竹やぶなど日のあまり当たらないところに生える高さ0.5~1mの多年草です。
とても似ていて、同定に苦労しましたが、ヒナタイノコズチは日当たりに生えること、全体に毛が多いこと、葉は厚くて先は短く尖ることなどから区別しました。
上のヒナタイノコズチ(日向猪子槌)は2006年10月13日に三毳山で撮影したものです。
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ヒナタイノコズチ(日向猪子槌)の特徴
ヒナタイノコズチ(日向猪子槌) 2006年10月13日 撮影 三毳山
ヒナタイノコズチ(日向猪子槌) 2006年9月29日 撮影 仙人ヶ岳
和名 | ヒナタイノコズチ(日向猪子槌) |
学名 | Achyranthes fauriei, Achyranthes bidentata var. fauriei |
科名・属名 | ヒユ科 イノコズチ属 |
分布 | 本州、四国、九州 |
花期 | 8~9月 |
特徴 | 日当たりのよい道ばたや荒地に生える多年草。 ヒカゲイノコズチに似ているが全体に毛が多く、葉は厚くて先は短く尖ります。 特に若葉のときは毛が多い。 花序は花が密につき、ヒカゲイノコズチより太い。 |
ヒナタイノコズチ(日向猪子槌) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳
ヒカゲイノコズチ(日陰猪子槌)の特徴
ヒカゲイノコズチ(日陰猪子槌) 2006年10月30日 撮影 根本山
ヒカゲイノコズチ(日陰猪子槌) 2006年10月30日 撮影 根本山
ヒカゲイノコズチ(日陰猪子槌) 2006年10月30日 撮影 根本山
和名 | ヒカゲイノコズチ(日陰猪子槌) |
別名 | イノコズ |
学名 | Achyranthes bidentata var. japonica |
科名・属名 | ヒユ科 イノコズチ属 |
分布 | 本州、四国、九州 |
花期 | 8~9月 |
特徴 | 山野の林内や竹やぶなど日のあまり当たらないところに生える高さ0.5~1mの多年草。 葉は対生し長さ5~15㎝の長楕円形で薄く、先は尖ります。 茎の先や枝先に細い花穂をだし、緑色の小さなは花をまばらにつけます。 |
ヒカゲイノコズチ(日陰猪子槌)茎 2006年10月30日 撮影 根本山
ヒカゲイノコズチ(日陰猪子槌)葉 2006年10月30日 撮影 根本山