ズミ(酸実)は、バラ科・リンゴ属で、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国中南部の日当たりの良い山野に生える落葉小高木または高木です。
樹皮を染料に使うのでズミ(染みの意)と名づけられています。
短枝の先に散形花序をだし、直径2~4cmの白色の花を4~8個つけます。果実はナシ状果。直径6~10㎜の球形で無毛です。
上のズミ(酸実)は、2003年6月6日に那須沼原近辺で撮影したものです。
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ズミ(酸実)の特徴
ズミ(酸実) 2003年6月6日 撮影 那須沼原近辺
ズミ(酸実)果実 2003年9月14日 撮影 日光植物園
和名 | ズミ(酸実) |
別名 | コナシ、コリンゴ、ミツバカイドウ |
学名 | Malus sieboldii |
科名・属名 | バラ科 リンゴ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国中南部 |
花期 | 5月~6月 果実:9~10月 |
特徴 | 日当たりの良い山野に生え、樹皮を染料に使うのでズミ(染みの意)と名づけられました。 落葉小高木または高木。高さ6~10m、直径30~40cmになります。 葉は互生し、葉身は長さ3~8cm、幅2~4cmの長楕円形または卵形長楕円形。長枝の葉は3~5つに切れ込むことが多い。縁には重鋸歯または細かい鋸歯があります。 短枝の先に散形花序をだし、直径2~4cmの白色の花を4~8個つけます。 果実はナシ状果。直径6~10㎜の球形で無毛。 |