コウリンカ(紅輪花)も、サワギク(沢菊)もキオン属でしたが、現在はコウリンカはコウリンカ属に、サワギク(沢菊)はサワギク属に分類されるようになっています。
1990年代から植物のミクロのDNA解析が可能となり、分類は新しい体形に変わってきています。
その様なことからかなりの植物の分類が変わってきているようです。
その様な目で見ると、コウリンカとサワギクは同じ仲間とは思われないところがありそうです。
上のコウリンカ(紅輪花)は、2004年7月24日に霧ヶ峰高原で写した花です。
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コウリンカ(紅輪花)の特徴
コウリンカ(紅輪花) 2004年7月24日 撮影 霧ヶ峰高原
和名 | コウリンカ(紅輪花) |
学名 | Tephroseris flammea, Senecio flammeus var. glabrifolius |
科名・属名 | キク科 コウリンカ属 |
分布 | 本州 |
花期 | 7~9月 |
特徴と育て方 | キオン属に分類されていたが、現在はコウリンカ属になっています。 日当たりの良い山地草原に生える多年草。 高さ50~60cm、上部は綿毛が多い。 根生葉はさじ形。茎葉は互生し、広倒披針形で長さ10~16cm。 基部はやや茎を抱き、両面に少しクモ毛があります。 頭花は直径3~4cm、6~13個がやや散状につく。総苞は長さ5~8㎜。 |
サワギク(沢菊)の特徴
サワギク(沢菊) 2003年7月27日 撮影 戦場ヶ原
サワギク(沢菊) 2003年7月27日 撮影 戦場ヶ原
和名 | サワギク(沢菊) |
別名 | ボロギク |
学名 | Nemosenecio nikoensis, Senecio nikoensis |
科名・属名 | キク科 サワギク属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 6月~8月 |
特徴と育て方 | キオン属に分類されていたが、現在はサワギク属になっています。 山地のやや湿り気のある林内に生える、高さ0.6~1mの多年草。 葉はまばらに互生し、薄く、羽状に全裂します。 頭花は枝先にやや散状に多数つき、直径約1.2cm。総苞は長さ5㎜。 花が咲いているうちに、先に咲いた果実の白い冠毛が目立つようになり、これが別名のボロギクの由来になっています。 |