メナモミは、キク科・メメナモミ属の植物で、日本全土の山野に生える高さ0.6~1.2mの1年草です。
長く伸びた5個の総苞片に腺毛が密生していて粘り気があり そう果と一緒に動物などにくっ付いて運ばれます。
この形はとても美しくモノクロで写すと雪の結晶を思わせるような形をしています。
上のメナモミは、2003年9月30日に袋田で撮影した花です。
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メナモミの特徴
メナモミ 2006年9月27日 撮影 仙人ヶ岳
メナモミの葉 2006年9月27日 撮影 仙人ヶ岳
和名 | メナモミ |
学名 | Sigesbeckia pubescens |
科名・属名 | キク科 メナモミ属 |
分布 | 日本全土 |
花期 | 9~10月 |
特徴 | 山野に生える高さ0.6~1.2mの1年草。 茎の上部には白い開出毛が密生します。 葉は翼のある長い柄があって対生し、葉身は長さ8~19cm、幅7~18cmの卵形または卵状三角形。 枝先に黄色の頭花が散房状に集ってつき、頭花は直径約2cmでまわりに舌状花が1列に並び、内側に筒状花があります。総苞片は5個あり、開出します。 中国では全草を薬用にするようです。また、ゆでて水に曝し、食用にします。 雪の結晶を思わせる、黄色の花の姿がとても美しく、好きな野草です。 |
メナモミ 2005年10月12日 撮影 入沢林道