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広告 自然野中の花科名ーカ行

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)とヤナギタンポポ(柳蒲公英)の比較ーミヤマコウゾリナ属

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)は、キク科・ミヤマコウゾリナ属の中部地方以北の亜高山帯~高山帯の開けた草原や礫地に生える多年草です。

同じような場所に自生るカンチコウゾリナ(寒地髪剃菜)も、よく似ていて戸惑うことになりましたが、葉の形と付き方が違っていました。

山野に自生するコウゾリナも花はとても似ています。

上のミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)は、2004年8月8日に乗鞍畳平で写した花です。

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ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)の特徴

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜) 2006年8月3日 月山

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜) 2005年8月11日 撮影 尾瀬

         
和名ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)
学名Hieracium japonicum
科名・属名キク科 ミヤマコウゾリナ属
分布本州(中部地方以北)四国(剣山)。日本固有
花期7~8月
特徴と育て方

亜高山帯~高山帯の開けた草原や礫地に生える多年草。

高さ15~50㎝。

茎や葉、総苞に剛毛と腺毛があります。

葉は根生葉や茎の下部だけにあり、大きく、全縁、白毛と腺毛があります。

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜) 2003年8月2日 撮影 月山

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜) 2003年8月2日 撮影 月山

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜) 2005年8月11日 撮影 尾瀬

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜) 2005年8月11日 撮影 尾瀬

ミヤマコウゾリナ

ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜) 2005年8月11日 撮影 尾瀬

ヤナギタンポポ(柳蒲公英)の特徴

ヤナギタンポポ

ヤナギタンポポ(柳蒲公英) 2004年8月22日 撮影 日光植物園

         
和名ヤナギタンポポ(柳蒲公英)
学名Hieracium umbellatum
科名・属名キク科 ミヤマコウゾリナ属
分布北海道、本州、四国
花期8~9月
特徴と育て方

高さ0.3~1.2m。

根生葉および下部の葉は花時には枯れ、茎葉は多数互生し、長楕円披針形で先はとがり、少数の鋭い鋸歯があります。

頭花は舌状花だけからなり、直径約3cm。総苞は鐘形で長さ9~11㎜。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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