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自然野中の花科名ーカ行

タニギキョウ(谷桔梗)は薄暗い林の中に咲いていた

タニギキョウ

タニギキョウ(谷桔梗)を始めて見た時に、キキョウ科の植物だとすぐに分かりましたが、見たのは初めてだったのでとても興奮しました。

野草園や野山で花を見て歩くのが大好きなので、初めての花を見ても、近い仲間の花を思い浮かべることが常になっていて、キキョウ科ではないかと思いました。

家に帰り、図鑑を調べるとキキョウ科・タニギキョウ属のタニギキョウであることはすぐに分かりました。

その花に出会た時は午後で大きな葉が茂った場所に生えていたことから、薄暗く小さな花だったために、写真を写すのに苦労しました。家からあまり近い場所ではなかったので撮り直しもできないので真剣に写しました。

山で花を写すときはそんな緊張をいつも強いられますが、写真に残すことが出来たことに満足しています。

上のタニギキョウ(谷桔梗)は、2006年5月22日に尚仁沢遊歩道で写した花です。

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タニギキョウ(谷桔梗)の特徴

タニギキョウ

タニギキョウ(谷桔梗) 2006年5月22日 撮影 尚仁沢遊歩道

タニギキョウ

タニギキョウ(谷桔梗) 2006年5月22日 撮影 尚仁沢遊歩道

         
和名タニギキョウ(谷桔梗)
学名Peracarpa carnosa var. circaeoides
科名・属名キキョウ科 タニギキョウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期6~8月
特徴

山地の木陰に生える高さ10㎝ほどの多年草。

葉は比較的上部にまばらに互生し、長さ5~15㎜の柄があり、卵円形で長さ8~25㎜、表面にやわらかい短毛を散生し、ふちに粗い鋸歯が数個あります。

茎頂または上部の葉腋から花柄を立て、白色の鐘形の花をつけ、花冠は長さ5~8㎜、先は5深裂します。

何度か来たことのある林床に、小さな白い花が咲いているのを見つけた時は心が躍りました。

出会ったことのない花に出会うのはいつも嬉しいのですが、それが可憐な花だとなおさらのことです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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