
ヤナギハナガサ(柳花笠)は、クマツヅラ科・クマツヅラ属で、南アメリカ原産で観賞用として持ち込まれたのが広がり、1部が野生化しまして帰化植物となっています。
同じ仲間のバーベナは、花が少ない真夏の炎天下でも咲き続けるくらい丈夫で、春から晩秋まで咲き続けることから夏の花壇には嬉しい花です。
本来多年草ですが、耐寒性がやや弱いことから、日本では園芸的に1年草として扱われる品種と、比較的耐寒性があって多年草となる品種があるようです。
上のヤナギハナガサ(柳花笠)は、2004年9月18日に花之江の郷で撮影した花です。
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ヤナギハナガサ(柳花笠)の特徴

ヤナギハナガサ(柳花笠) 2004年9月18日 撮影 花之江の郷
和名 | ヤナギハナガサ(柳花笠) |
別名 | サンジャクバーベナ |
学名 | Verbena bonariensis |
科名・属名 | クマツヅラ科 クマツヅラ属 |
分布 | 南アメリカ原産の帰化植物 |
花期 | 7~9月 |
特徴 | 茎の上方で多くの枝を分け、枝先に小さな花を多数つけます。 60~150cmにもなり、花茎を伸ばした先に、紫色の花をたくさんつける。茎は長いのに丈夫で真っ直ぐ立ち、姿勢のいい花であります。 観賞用として持ち込まれたのが広がり、1部が野生化しました。 多年草で根茎が有り、著しくざらつく。 葉は対生し茎を抱く。 |
バーベナの特徴と育て方

バーベナ 2003年11月23日 撮影 三毳ハーブガーデン
和名 | バーベナ |
別名 | ビジョザクラ(美女桜) |
学名 | Verbena |
科名・属名 | クマツヅラ属(バーベナ属) |
分布 | 中南米 |
花期 | 5~6月 返り咲きの花が咲いていた |
特徴と育て方 | 花径1cm位、高さ30cm位。 花の形がサクラに似ており、花色が豊富で華やかに咲くところから美女を連想させる花です。 日当たりと風通しのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を加えてよく耕しておきます。 鉢植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、市販の草花用培養土に腐葉土を混ぜたものか、赤玉土と腐葉土を混ぜて使います。 庭植の場合は苦土石灰をと腐葉土を混ぜて植えつけます。 草姿が乱れたとき、あるいは8月中・下旬に切り戻しをします。 挿し芽で殖やすことが出来ます。 |