キブシ(木五倍子)は、北海道西南部~九州に自生するキブシ科 キブシ属の山地に生える雌雄異株の落葉低木で、高さ2~3mになります。
芽吹き前の山でキブシ(木五倍子)の花に出会うことがありますが、淡い黄色の粒粒の花が下がっているのを見ると嬉しくなります。
山野草会の友達が、キブシを挿し木し、丈低く鉢植えやコケ玉を作っているのを見かけますが、挿し芽から簡単について、花をすぐにつけるのも嬉しい花木です。
上のエランテムム・ウォッティーは、2006年4月19日に尚仁沢遊歩道で撮影した花です。
スポンサーリンク
キブシ(木五倍子)の特徴
キブシ(木五倍子) 2006年4月19日 撮影 尚仁沢遊歩道
和名 | キブシ(木五倍子) |
別名 | マメブシ |
学名 | Stachyurus praecox |
科名・属名 | キブシ科 キブシ属 |
分布 | 北海道西南部~九州。日本固有種 |
花期 | 早春 |
特徴と育て方 | 高さ2~3mになる、山地に生える雌雄異株の落葉低木で、高さ2~3mになります。 樹皮は暗褐色で光沢があります。 葉は長さ6~12cm。花は早春、若葉より早く長さ4~10cmの穂を垂れ下げて咲きます。 土質は選ばず、日向から半日陰で育てることができますが、腐葉土などを混ぜて水はけよく高めに植えた方が好ましいようです。 剪定をすれば小さく育てることも可能です。開花株は3年で切るような感じで9月くらいに剪定をします。 挿し芽で活着し、小さな苗でも花が咲くので、鉢植えでも楽しめるようです。 |