ミズキ(水木)は、ミズキ科・ミズキ属で日本各地に広く分布する高さ10~20mの高木で、幹は直立して枝が車軸状に出て水平に広がるので、クルマミズキの別名があります。
仲間のタカネミズキ(高嶺水木)は、樹高が低くて幹の基部は曲がり、葉は広卵形ということですが、樹形以外での見分けは難しいようです。
上のミズキ(水木)は2005年6月18日に裏磐梯五色沼で撮影したものです。
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ミズキ(水木)の特徴
ミズキ(水木) 2003年7月15日 撮影 田代山登り口
ミズキ(水木) 2007年8月5日 撮影 裏磐梯
和名 | ミズキ(水木) |
別名 | クルマミズキ |
学名 | Cornus controversa |
科名・属名 | ミズキ科 ミズキ属 |
分布 | 日本、アジア東南部 |
花期 | 5~6月 |
特徴 | 花径7~8㎜、高さ10~20m。 樹高は10~15m。枝を扇状に四方に広げます。 若枝は紫紅色で、はじめ細かい毛をもつが、のちに無毛になります。葉は長さ2~5cmの葉柄をもって互生し、広卵形から楕円形で縁は全縁、先はとがります。裏面は白く、弓形に曲がった5~9対の葉脈が隆起します。 この木の特徴は樹形にあります。幹は直立して枝が車軸状に出て水平に広がるので、クルマミズキの別名があります。 |
タカネミズキ(高嶺水木)の特徴
タカネミズキ(高嶺水木) 2003年8月3日 撮影 志津温泉
和名 | タカネミズキ(高嶺水木) |
学名 | Swida controversa var. alpina |
科名・属名 | ミズキ科 ミズキ属 |
分布 | 日本海側の多雪地に分布する |
花期 | 5~6月 |
特徴 | 枝先に散房花序をだし、花径7~8㎜の白い花を密につけます。 花弁は4個、雄蘂は4個、花糸は長さ5~6㎜。 タカネミズキは樹高が低くて幹の基部は曲がり、葉は広卵形。 |