ルピナスは、マメ科・ルピナス属で地中海沿岸、南北アメリカ、南アフリカ原産の宿根ルピナスの大きな物では、花穂が60cmにもなる見事な花になるが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合わないようです。
北海道などでは道路に群生している様子を見かけます。
上のルピナスは、2007年7月21日に松原湖付近で撮影したものです。
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ルピナスの特徴と育て方
和名 | ハーデンベルギア(コマチフジ) |
別名 | ノボリフジ(昇藤) |
学名 | Lupinus |
科名・属名 | マメ科 ルピナス属 |
分布 | 地中海沿岸、南北アメリカ、南アフリカ |
花期 | 5~6月 |
特徴と育て方 | 草丈は50cm~180cmくらい。 耐寒性または半耐寒性の一年草または多年草、一部灌木状になるものもあります。 地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布しています。 春から初夏にかけて、総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせます。 宿根ルピナスの大きな物では、花穂が60cmにもなる見事な花になるが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合わないようです。 日本でも北海道では見事な群生をみることができます。 栽培されているものは、花色も豊富で園芸品種が多いが、寒冷地では宿根して毎年雄大な花を咲かせますが、耐暑性が弱く、温暖な地域では一年草として扱われます。 日当たりがよく、水はけのよい場所を好み、酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰などを散布して耕し、酸度調整をしておきます。 元肥として緩効性化成肥料を施します。庭植えの場合は、成長を開始する春に緩効性化成肥料を追肥し、鉢植えの場合は生育期間中に液体肥料を施します。 関東地方などの暖地では、花後に株が枯れるので植え替えの必要はありません。 タネでふやします。発芽適温は20℃とやや低いので、一年草タイプは9月上旬に涼しい場所でタネまきします。。 北海道などの寒い地方では地植えで群生していますが、暖地での栽培は1年草扱いになるので、少し手間が必要です。 |