ヤマハギ(山萩)は、マメ科・ハギ属で日本全土の山野の草地に生える落葉低木。高さ2m位、多数分枝します。
仲間のはマルバハギ(丸葉萩)は北本州から九州。朝鮮半島、中国の暖帯の、日当たりのよい山野に生える半低木で、花柄が短く、花が葉の間に咲いているように見えることで区別できます。
上のヤマハギ(山萩)は、2004年9月10日に上三依水生植物園で撮影したものです。
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ヤマハギ(山萩)の特徴
ヤマハギ(山萩) 2007年8月5日 撮影 裏磐梯
ヤマハギ(山萩) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園
和名 | ヤマハギ(山萩) |
学名 | Lespedeza bicolor |
科名・属名 | マメ科 ハギ属 |
分布 | 北海道から九州。朝鮮半島、中国東北部・北部、ウスリー |
花期 | 秋 |
特徴 | 山野の草地に生える落葉低木。高さ2m位、多数分枝します。 葉は初め毛があるがのちに無毛。花は紅紫色まれに白色、長さ11~15cm、萼歯は鋭頭。 ハギは生え芽(はえき)という意味で、古い株から芽を出すところから言う。 昔はハギを芽子、鹿鳴草とも書きました。 萩は日本字で秋に咲く草の意味で秋の七草のひとつです。 |
ヤマハギ(山萩) 2004年8月22日 撮影 日光植物園
マルバハギ(丸葉萩)の特徴
マルバハギ(丸葉萩) 2004年9月18日 撮影 花之江の郷
和名 | マルバハギ(丸葉萩) |
別名 | ミヤマハギ(深山萩) |
学名 | Lespedeza cyrtobotrya |
科名・属名 | マメ科 ハギ属 |
分布 | 本州から九州。朝鮮半島、中国の暖帯 |
花期 | 8~10月 |
特徴 | 日当たりのよい山野に生える半低木。 高さ2m位、多数分枝し枝はのびて開出し、垂れ下がることがあります。 葉は3出複葉。小葉はやや厚く、円形~楕円形~倒卵形、普通、先がやや凹む。茎の先の葉は円くなることが多い。 小葉は長さ2~4cm。表面は無毛、裏面には圧毛がある。茎上葉は長柄があります。 花は晩夏~秋、葉腋に葉より短い花序をつけます。萼弁は鋭尖頭。 |