ギョウジャニンニク(行者大蒜)は、ヒガンバナ科・ネギ属で、奈良県以北、北海道、千島列島、カラフト、カムチャッカ、東シベリアの深山や北地に生える多年草で、行者の食べるニンニクの意味のようです。
ビタミンやミネラル分をまんべんなく含み、ネギ属のなかでも含量も高く、滋養強壮効果が期待できるということで、山菜として好まれているようです。
上のギョウジャニンニク(行者大蒜)は、2006年7月4日に礼文島で撮影したものです。
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ギョウジャニンニク(行者大蒜)の特徴
ギョウジャニンニク(行者大蒜) 2003年5月3日 撮影 花之江の郷
和名 | ギョウジャニンニク(行者大蒜) |
別名 | アイヌネギ、キトビロ |
学名 | Allium victorialis subsp. platyphyllum |
科名・属名 | ヒガンバナ科 ネギ属 |
分布 | 奈良県以北、北海道、千島列島、カラフト、カムチャッカ、東シベリア |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 行者の食べるニンニクの意味で、深山や北地に生える多年草。 鱗茎は円筒形をして長さ4~7cm、古い葉鞘の基部がシュロ状となっています。 花茎は高さ40~70cm。花柄は長さ12㎜。総苞片は2、3枚で長さ約2cm、白膜質です。 下部に葉を2~3枚つけ、葉は平たく、長楕円形で長さ20~30cm、下部は葉鞘となります。 |
アリウム・キネウム(Allium cyneum)の特徴
アリウム・キネウム(Allium cyneum) 2004年8月22日 撮影 日光植物園
和名 | アリウム・キネウム(Allium cyneum) |
学名 | Allium cyneum |
科名・属名 | ヒガンバナ科 ネギ属 |
分布 | 北アメリカ |
花期 | 夏 |
特徴 | 日光植物園で、名札に学名と名前が書いてある花を写しました。 草丈は20~30cmで、ネギ科・ネギ属と思われる花でしたが詳しいことは分かりませんでした。 |