ミヤマリンドウ(深山竜胆)は、リンドウ科・リンドウ属で北海道(暑寒別岳、夕張山地、大雪山系、日高山地)、本州(東北地方~中部地方)の高山帯の湿った草地に生える日本固有の多年草です。
タテヤマリンドウとよく似ていますが、タテヤマリンドウは肉眼でも分かるような明瞭な点や線状の斑が入りますが、ミヤマリンドウの斑はほとんど目立ちません。
またタテヤマリンドウの葉は茎を抱くようにつけて開きませんが、ミヤマリンドウの葉は平開します。月山にはかなり多くのミヤマリンドウが咲いています。
上のミヤマリンドウ(深山竜胆)は、2003年8月2日に月山で、撮影したものです。
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ミヤマリンドウ(深山竜胆)の特徴
ミヤマリンドウ(深山竜胆) 2006年8月4日 撮影 月山
ミヤマリンドウ(深山竜胆) 2006年8月4日 撮影 月山
和名 | ミヤマリンドウ(深山竜胆) |
学名 | Gentiana nipponica |
科名・属名 | リンドウ科 リンドウ属 |
分布 | 北海道(暑寒別岳、夕張山地、大雪山系、日高山地)、本州(東北地方~中部地方)。日本固有 |
花期 | 7~9月 |
特徴 | 高山帯の湿った草地に生える多年草。 茎の基部がはって、良く分枝します。 花冠の副片は直立ないし開出して花喉をふさがない。 高さ3~15㎝。葉は長さ5~12㎜。花冠は長さ1.5~2㎝、萼裂片の先は短く開出します。 |
ミヤマリンドウ(深山竜胆) 2006年8月4日 撮影 月山
ミヤマリンドウ(深山竜胆) 2006年8月3日 撮影 月山