オオヤマサギソウ(大山鷺草)は、ラン科・ツレサギソウ属で、全国の山地の樹林内に生える多年草で、葉は普通2個が大きく、狭長楕円形で長さ10~20㎝、光沢があり、上部の葉は次第に小型になります。
ツレサギソウ属に興味を抱き探していましたが、尾瀬でオオヤマサギソウに出会うことが出来ました。
仲間のタカネサギソウ(高嶺鷺草)は八方尾根で写しましたが、ツレサギソウの仲間はかなり苦労して名前を決めていますが、不安はぬぐえません。
上のオオヤマサギソウ(大山鷺草)は、2005年8月11日に尾瀬で撮影したものです。
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オオヤマサギソウ(大山鷺草)の特徴
オオヤマサギソウ(大山鷺草) 2005年8月11日 撮影 尾瀬
オオヤマサギソウ(大山鷺草) 2005年8月11日 撮影 尾瀬
山地の樹林内に生える多年草。
茎は高さ40~60㎝、翼はない。
葉は普通2個が大きく、狭長楕円形で長さ10~20㎝、光沢があり、上部の葉は次第に小型になります。
穂状の花序に淡緑色の花を多数つけます。背萼片は狭卵形で長さ約3.5㎜、側萼片、側花弁は長さ約3㎜唇弁は舌状で長さ約6㎜、後方に曲がる。
距は細く長さ1.5~2cm、横につき出ます。
タカネサギソウ(高嶺鷺草)の特徴
タカネサギソウ(高嶺鷺草) 2005年8月4日 撮影 八方尾根
タカネサギソウ(高嶺鷺草)葉 2005年8月4日 撮影 八方尾根
和名 | タカネサギソウ(高嶺鷺草) |
学名 | Platanthera maximowicziana |
科名・属名 | ラン科 ツレサギソウ属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北)。南千島、朝鮮 |
花期 | 7~8月 |
特徴 | 亜高山帯~高山帯の湿った草地に生えます。 高さ10~15㎝。 葉は1~4個、斜め上向き。最下の葉が特に大きく、長さ3~4.5㎝。 背萼片は広卵形、長さ4~5㎜。側萼片は背萼片より少し長い。 花は黄緑色、5~10個。唇弁の距は長さ1~1.5㎝。唇弁は長さ8㎜ほど。 |
下の写真は蕾なので、タカネサギソウであるかは不安があります。
タカネサギソウ(高嶺鷺草) 2006年7月5日 撮影 利尻南浜湿原
タカネサギソウ(高嶺鷺草) 2006年7月5日 撮影 利尻南浜湿原