トンボソウ(蜻草)は、ラン科・ツレサギソウ属で全国の湿り気のある林内に生える高さ15~35cmの多年草です。トンボソウ属に分類されることもあります。
ツレサギソウ属には、亜高山帯の草地に生えるホソバノキソチドリ、日当たりのよい湿地に生えるコバノトンボソウなどがあります。また、亜高山帯の草地に生えるキソチドリがあります。
上のトンボソウ(蜻草)は、2004年7月24日に霧ヶ峰高原で撮影したものです。
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トンボソウ(蜻草)の特徴
トンボソウ(蜻草) 2004年7月24日 撮影 霧ヶ峰高原
和名 | トンボソウ(蜻草) |
学名 | Platanthera ussuriensis, Tulotis ussuriensis |
科名・属名 | ラン科 ツレサギソウ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 7月~9月 |
特徴 | 湿り気のある林内に生える多年草。 茎は高さ15~35cm。 葉は下部に2個あり、狭長楕円形で長さ8~12cm。淡緑色の花を多数つけます。 萼片、側花弁は長さ約2㎜。唇弁は黄緑色がかった白色で長さ3.5㎜。3列し丁字状で、中裂片は舌状。距は白色で長さ5~6㎜。下方へ曲がります。 |