ヒメシロネ(姫白根)とエゾシロネ(蝦夷白根)は共に、シソ科・シロネ属の花ですがどちらも写してみて比べて見ましたがとても似ています。
自生地は同じようなところのようですが、エゾシロネに比べて、ヒメシロネの方が花も草丈も葉も全体的に大きいこと、鋸歯がヒメシロネの方が鋭いことなどから区別が出来そうです。
エゾシロネの花はかなり小さく、技術不足の私ははっきりと写すことが出来ないくらい小さく2㎜くらい、エゾシロネは5㎜くらいありました。
上のヒメシロネ(姫白根)は、2005年8月11日に、尾瀬で写したものです。
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ヒメシロネ(姫白根)の特徴
和名 | ヒメシロネ(姫白根) |
学名 | Lycopus maackianus |
科名・属名 | シソ科 シロネ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 8~10月 |
特徴 | 山間の湿地に生え、高さ30~70㎝になる多年草。 葉は厚く、光沢があり、披針形~広披針形で長さ4~8㎝、鋭い鋸歯があります。 葉腋に白色の唇形花がかたまってつきます。花冠はエゾシロネより大きく、長さ5㎜ほどです。 |
エゾシロネ(蝦夷白根)の特徴
エゾシロネ(蝦夷白根) 2007年9月1日 撮影 光徳沼
和名 | エゾシロネ(蝦夷白根) |
学名 | Lycopus uniflorus |
科名・属名 | シソ科 シロネ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 8~9月 |
特徴 | 山間の湿地に生え、高さ20~40㎝になる多年草。 全体に微細毛があります。 葉は対生し、長楕円状披針形で長さ2~7㎝、鈍頭の鋸歯があります。 葉腋に白色の小さな2㎜位の唇形花がかたまってつきます。 |