ゼンテイカ(禅庭花)はニッコウキスゲ(日光黄菅)と呼ばれることが多く、北海道、本州。南千島に自生し、ゼンテイカ、エゾゼンテイカ、アサマカンゾウなどど呼ばれています。
北海道に自生するものを、エゾゼンテイカと呼ぶこともあるようですが、此処では一緒にしています。
わが家は庭植にする場所も、鉢に植えて植え替える手間も大変なので草物盆栽で育てています。
植物学者によって、エゾカンゾウの変種、ヒメカンゾウの変種との見方があるようです。
本州でニッコウキスゲ(日光黄菅)を見るにはある程度高い山に登る必要がありますが、北海道を花の時期に車で走るとあらゆるところに群生を見ることが出来てとてもきれいでした。
ユウスゲ(夕菅)、ヤブカンゾウ(藪萱草)、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)は以前はユリ科でしたが、現在はツルボラン科に分類されています。
上のニッコウキスゲ(日光黄菅)は、2007年7月20日に霧が峰高原で撮影した花です。
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ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)の特徴
エゾゼンテイカ 2006年7月3日 撮影 礼文島
エゾゼンテイカ 2005年7月13日 撮影 富良野
和名 | ニッコウキスゲ(日光黄菅) |
別名 | ゼンテイカ、エゾゼンテイカ、アサマカンゾウ |
学名 | Hemerocallis dumortieri var. esculenta, Hemerocallis middendorffii var. esculenta |
科名・属名 | ツルボラン科 ワスレグサ属 |
分布 | 北海道、本州。南千島 |
花期 | 7~8月 |
特徴 | 低山帯~高山帯の草地や湿原にに生える多年草。 花は橙黄色、1日性、直径5cm内外。花序はカタツムリ形集散花序で、3~4(~8)花をつけます。 高さ60~80cm。 葉は両面とも無毛、主脈は明瞭、ふちはざらつく。 本州東北部から北海道、南チシマのものは花柄が短いかほとんどなく、花被片が厚質なのでエゾゼンテイカとする考え方もあるようだが、ここには一緒に載せています。 花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと呼ばれだし、全国に広まったが、日光地方の固有種というわけではなく、ゼンテイカは日本各地に普通に分布しています。 日光の霧降高原、尾瀬ヶ原、霧ヶ峰などの群落が有名です。 |
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ) 2004年7月18日 撮影 池の平湿原
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ) 2004年7月2日 撮影 霧が峰高原
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ) 2003年7月5日 撮影 田代山
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ) 小国沼
エゾゼンテイカ 2006年7月3日 撮影 礼文島