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広告 自然の中の花科名ーサ行

パンジー(Viola × wittrockiana)

パンジー

パンジー(Viola × wittrockiana)は、ヨーロッパに分布する数種のスミレ類を掛け合わせてできた園芸植物です。

冬の寒い時期に、プランターや花壇に植えられているのを見かけます。公園などにも植えられていて冬の植物としてなくてはならない花のひとつになっています。

1年草なので、その年で終わりになりますが、零れ種から小さな可憐な花が毎年咲いてとっても可憐でした。

 

わが家のように、山野草がメーンの庭にはこの小さなスミレがとてもよく似合っていました。

上のパンジー(Viola × wittrockiana)は、2005年1月10日にとちぎ花センターで撮影した花です。

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パンジー(Viola × wittrockiana)の特徴と育て方

         
和名パンジー
別名サンシキスミレ(三色菫)
学名Viola × wittrockiana
科名・属名スミレ科 スミレ属
分布北欧原産
花期3月~5月
特徴と育て方

ヨーロッパの原野に野生していたスミレから改良され、日本に渡来したのは江戸時代の末頃です。

花径3~5cm、沢山の品種があり、品種により異なります。

高さ10~15cm位。

タネを8月下旬~9月の初旬にまいておくと品種によっては年内から花が楽しめますが発芽温度が20℃前後なので、涼しいところで管理する必要があります。

苗の植え付けは10月~11月に行います。種を播かないで苗を購入してくる方も多いのではないかと思います。

ポット苗を購入した時に根がはり過ぎていた時には根を少し落として植えないと育ちが悪くなります。

有機質に富んだ水はけのよい土を好みます。赤玉土に腐葉土かピートモス3を混ぜて植えます。

植え付ける時に元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を入れ、3月いっぱいまで10日に1回の割合で液体肥料を与えます。

種は1代限りで、できた種を播いても同じものにはなりません。以前育てていた時に、零れ種で小さな可愛いスミレが咲いていましたが、それはそれで可憐でした。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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