オノエイタドリ(フジイタドリ)は、本州の中部地方以北の亜高山帯~高山帯の砂礫地に生える高さ30~50㎝多年草で、イタドリの変種になっています。
ベニイタドリ(メイゲツイタドリ)は全国の山野のいたるところに生える高さ0.5~1.5mの多年草で、イタドリの品種になっています。
イタドリも同じようなところに生えますが、変化が多く上の写真のように花や果実が赤いものをベニイタドリ(メイゲツイタドリ)といいます。
上のベニイタドリ(メイゲツイタドリ)は、2004年7月18日に池の平湿原で撮影した花です。
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オノエイタドリ(尾上虎杖)の特徴
オノエイタドリ(尾上虎杖) 2003年8月23日 撮影 八方尾根
オノエイタドリ(尾上虎杖) 2003年9月6日 撮影 池の平湿原
和名 | オノエイタドリ(尾上虎杖) |
別名 | フジイタドリ |
学名 | Fallopia japonica var. compacta |
科名・属名 | タデ科 イタドリ属 |
分布 | 本州(中部地方以北)。日本固有。 |
花期 | 7月~10月 |
特徴 | 亜高山帯~高山帯の砂礫地に生える多年草。高さ30~50㎝で、雌雄異株。 葉身は幅4~6cm。長さは幅の1.3倍程度。両面とも無毛か表面脈状に微突起があります。 花被は白色またはまたは淡紅紫色で、5深裂します。雄花には8個の雄しべと退化雄しべ、雌花には雄しべが1個退化雄しべがあります。科柱は~3個、柱頭は細裂します。 花後に雌花の花被片は肥大してそう果を包み、外裂片3個は中肋が翼状にはりだします。そう果は3稜形で光沢があります。 写真のように高山性の小型のものをオノエイタドリといい、イタドリの変種になっています。 |
ベニイタドリ(紅虎杖)の特徴
ベニイタドリ(紅虎杖) 2007年8月5日 撮影 奥日光 光徳沼
ベニイタドリ(紅虎杖) 2007年8月8日 撮影 奥日光 光徳沼
和名 | ベニイタドリ(紅虎杖) |
別名 | メイゲツソウ |
学名 | Fallopia japonica f. elata |
科名・属名 | タデ科 イタドリ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 7月~10月 |
特徴 | 山野のいたるところに生える高さ0.5~1.5mの多年草。 茎は太く中空で、はじめは紅紫色の斑点があります。 葉は互生し、長さ6~15cmの卵形~広卵形で先は急に尖り、葉腋から枝をだし、その先に小さな花を多数つけます。雌雄異株。花色は白~紅色で5裂します。雄花には雄蘂が8個あり、雌蘂はごく小さい。雌花には3個の花柱があり、雄蘂はごく小さい。 変化が多く上の写真のように花や果実が赤いものをベニイタドリ(メイゲツイタドリ)といいます。 |
イタドリ(虎杖)の特徴
イタドリ(虎杖) 2007年8月8日 撮影 金精峠
イタドリ(虎杖) 2007年7月20日 撮影 霧ケ峰高原
和名 | イタドリ(虎杖) |
学名 | Fallopia japonica |
科名・属名 | タデ科 イタドリ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 7月~10月 |
特徴 | 山野のいたるところに生える高さ0.5~1.5mの多年草。 茎は太く中空で、はじめは紅紫色の斑点があります。 葉は互生し、長さ6~15cmの卵形~広卵形で先は急に尖る。 葉腋から枝をだし、その先に小さな花を多数つける。雌雄異株。花色は白~紅色で5裂します。雄花には雄蘂が8個あり、雌蘂はごく小さい。雌花には3個の花柱があり、雄蘂はごく小さい。 変化が多く花や果実が赤いものをベニイタドリ(メイゲツイタドリ)といいます。 |
イタドリ(虎杖) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園
イタドリ(虎杖) 2003年9月6日 撮影 池の平湿原