イワナシ(岩梨)はツツジ科・イワナシ属で、北海道、本州の主に日本海側の山地の樹林下に生える落葉小低木です。
自生地が限られていることと、花の時期が早いことなどから、会う機会が少なく、写真で見ていて長いこと出会うのを楽しみにしていた花です。
イワヒゲ属、シラタマノキ属、スノキ属、ツガザクラ属などの矮性低木は出会う機会が多かったのですが、イワナシは出会うことが少なかく、イワナシの花の時期と果実ができ始めるときに出会えたことを嬉しく思っています。
上のイワナシ(岩梨)は、2006年6月14日に尾瀬 鳩待峠で撮影したものです。
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イワナシ(岩梨)の特徴
イワナシ(岩梨) 2004年6月19日 撮影 草津 芳ヶ平湿原
和名 | イワナシ(岩梨) |
別名 | イバナシ |
学名 | Epigaea asiatica |
科名・属名 | ツツジ科 イワナシ属 |
分布 | 北海道、本州(主に日本海側) |
花期 | 5~6月 |
特徴 | 山地の樹林下に生える落葉小低木。 茎は分枝し地に伏して長さ10から30cm、若枝に褐色長毛があります。 葉は長さ4から10㎝。 花は早春、枝先に長さ1~2cmの花序に数個つき、花冠は長さ1cm位。 液果は初夏に熟し胎座は肉質となり甘く、食べられます。 和名岩梨はナシの果実に似るということからつけられたようです。 |