ミネズオウ(峰蘇芳)は、ツツジ科・ミネズオウ属で北海道、本州(中部地方以北)の高山帯の風当たりの強い砂礫地や岩壁に生える常緑矮性低木です。
高さ3~6cmで、よく分枝しマット状に広がり、直径4~5㎜の花は枝先に散房状につきます。
冠も花糸も紅色の物をベニバナミネズオウ(紅花峰蘇芳)と言います。
上のミネズオウ(峰蘇芳)は、2005年7月14日に大雪山系黒岳で撮影したものです。
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ミネズオウ(峰蘇芳)の特徴
ミネズオウ(峰蘇芳) 2004年6月19日 撮影 芳ヶ平湿原
ミネズオウ(峰蘇芳) 2004年6月19日 撮影 芳ヶ平湿原
和名 | ミネズオウ(峰蘇芳) |
学名 | Loiseleuria procumbens |
科名・属名 | ツツジ科 ミネズオウ属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北)、北半球北部 |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 高山帯の風当たりの強い砂礫地や岩壁に生える常緑矮性低木。 高さ3~6cm。よく分枝しマット状に広がります。 葉は葉枕の上に付き、7~12㎜、赤い枝は2年枝、下方の灰色の枝は3年枝。 花は枝先に散房状につきます。 花は直径4~5㎜雄しべは花冠の裂片と互生します。 果実は先から2~4片に割れます。 |
ミネズオウ(峰蘇芳) 2003年6月21日 撮影 蔵王芝草平
ベニバナミネズオウ(紅花峰蘇芳)の特徴
ベニバナミネズオウ(紅花峰蘇芳) 2005年7月14日 撮影 大雪山系黒岳
ベニバナミネズオウ(紅花峰蘇芳) 2005年7月14日 撮影 大雪山系黒岳
和名 | ベニバナミネズオウ(紅花峰蘇芳) |
学名 | Loiseleuria procumbens f. rubra |
科名・属名 | ツツジ科 ミネズオウ属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北)、北半球北部 |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 花冠も花糸も紅色の物をベニバナミネズオウという。 上の写真は花冠も赤く、花糸も紅色がかっているので、ベニバナミネズオウではないかと思います。 |