ウバユリ(姥百合)は、ユリ科・ウバユリ属で、本州(関東地方以西)、四国、九州の山野の湿った林内に生える多年草で、大きな姿は良く目立ちます。
ウバユリはかなり出会う機会が多かったのですが、オオウバユリ(大姥百合)に山林で見た時にはあまりの大きさに驚きました。
上のウバユリ(姥百合)は、2007年8月9日に裏磐梯で撮影したものです。
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ウバユリ(姥百合)の特徴
ウバユリ(姥百合) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園
ウバユリ(姥百合) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園
和名 | ウバユリ(姥百合) |
学名 | Cardiocrinum cordatum |
科名・属名 | ユリ科 ウバユリ属 |
分布 | 本州(関東地方以西)、四国、九州 |
花期 | 7月~8月 |
特徴 | 山野の湿った林内に生える多年草。 茎は高さ0.6~1m。 葉は茎の中部に付き、長い柄があり、卵状楕円形で長さ15~25cm、基部は心形。 茎の上部に長さ12~17cmの緑白色の花が横向きにつきます。 花期に葉が枯れていることから、「歯(葉)がない」の語呂合わせからきた名ということですが、実際には、花が咲いている時でも写真のようにきれいな葉をつけている株が多いようです。 |
ウバユリ(姥百合) 2003年8月3日 撮影 湯殿山付近
ウバユリ(姥百合) 2003年8月3日 撮影 湯殿山付近
オオウバユリ(大姥百合)の特徴
オオウバユリ(大姥百合) 2003年7月27日 撮影 戦場ヶ原
オオウバユリ(大姥百合) 2003年7月27日 撮影 戦場ヶ原
和名 | オオウバユリ(大姥百合) |
学名 | Cardiocrinum cordatum var. glehnii |
科名・属名 | ユリ科 ウバユリ属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北) |
花期 | 7月~8月 |
特徴 | 山野の湿った林内に生える多年草。 ウバユリに似ていて、より壮大。 葉は広卵形で、基部は心形。 花は長さ10~15cmで10~20個つきます。 蒴果をつけた果穂は花材に使われます。 |