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広告 種まき

アンドロサケ ビローサの種まきから開花までの記録

アンドロサケ・ビローサ

2004年に播種して10年以上が過ぎますが、関東地方の猛暑にも耐えて、株を殖やしながら元気に花を見せてくれます。

ヒマラヤやアルプスが自生地という高山植物が、長い年月を元気に育ってくれることをとても嬉しく思っています。

播種から開花までの写真を載せての記録を下に載せていますが、その後の育て方は、アンドロサケ・ビローサ(Androsace villosa)の育て方に書いています。

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アンドロサケ ビローサの種まきから開花までの記録

学名: Androsace villosa

自生地: ヒマラヤ、アルプス

Androsacevillosa10.18-2
2004年6月10日撮影

2004年3月10日富士砂、桐生砂、蝦夷砂、軽石、硬質鹿沼土を混合、水洗いした土に播く。

霜よけと風除けをした場所で乾燥しないように注意して管理した。

2004年5月29日発芽確認。

順次発芽型のようで忘れた頃に発芽してくる。

この画像は8月頃の発芽と思う。

Androsacevillosa10.18
2004年10月8日撮影

全部で7本くらい発芽しているが、最初に発芽したものを9月18日に移植する。

なかなかの難物のようなので、冬を越してくれることを願っている。

androsacevillosa4.4
2005年4月4日撮影

播種後1年の様子。

1.5cm位の球形の苗なので今年は花は無理だろうと思い、3月半ば過ぎに植え替えた。

すると4月に入ってからの暖かさで、上に蕾のようなものを確認、どうも花芽のようなので、開花が待ち遠しい株である。

androsacevillosa4.22
2005年4月22日撮影

いつの間にかすっと茎が伸び蕾3個の蕾がついていた。

こんな小さな株からこんな可憐な花が思いがけず咲いたのを見た時は感動した。

4.6Androsacevillosa
2006年4月6日撮影

去年より株が大きくなりたくさんの花をつけてくれた。

春と秋は日光に当て、梅雨から夏にかけては明るい屋根下で管理している。

あまり暑さが厳しい時期は寒冷紗もした。

アンドロサケ・ビローサ
2014年現在

高山性なのだろうが、思っていたよりも丈夫な花でその後株も大きくなり、10年以上過ぎた今でも毎年きれいな花を見せてくれている。

花目が黄色から赤に変わっていくのがとても可憐な花。

   

毎年の植え替えは欠かせないと思う。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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