学名: Primula jesoana var. pubescens
分布: 北海道と朝鮮半島
上のエゾオオサクラソウの写真は釧路湿原で写したものです。
発芽率は悪くないのですが、少し育つと、関東地方の夏を越すのが難しく、葉やけをして育たなくなってしまいました。
種からの栽培を始めたばかりで、かなり木を使いましたが、花は見ることが出来ませんでした。そのような苦労の写真記録を載せています。
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エゾオオサクラソウの播種からの記録
2004年5月17日撮影 |
2004年3月12日、日光砂、山砂、蝦夷砂、富士砂、桐生砂などを混ぜた用土を水洗いして播く。 霜よけと風除けをした場所で乾燥しないように注意して管理した。 2004年4月15日に発芽を確認、風、霜を除けた軒下の日当たりで管理する。 発芽本数が少ないので、来春までこのままの状態で管理しようと思っている。 |
2004年10月19日撮影 |
移植をしないつもりだったが、結構育ち始めたので、6月7日3本を移植する。 梅雨無しの夏の暑さに向かってしまい、移植したもののうち2本が何とか残ってくれた。 今年はほとんど成長しないで冬を迎えそうなので、冬を越してくれることを願っている。 この画像はエゾオオサクラソウに紛れ込んだらしい別のものらしい。 エゾオオサクラソウは全部葉が枯れた状態。 |
2005年4月9日撮影 |
10月まで葉が残ったのは2本だったが、早くに葉の枯れたものも根が残っていて、7本くらいは植え替えることが出来た。 3月中旬葉の開く前に植え替えた。 用土は他の高山植物と同じように石系ばかりの混合、ケトダマを1割ほど入れた。 |
2005年6月30日撮影 |
上の写真から2ヶ月弱でここまで育った。 ポリカボネート屋根下の50%の寒冷紗の下でも7月に入って葉焼けがおきているので、もう少し遮光が必要かと考え始めている。 |