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ヒナウスユキソウの播種からの記録|月山で見たヒナウスユキソウ

ヒナウスユキソウ

学名: Leontopodium fauriei

分布:  日本固有種飯豊山、鳥海山、月山、秋田駒ヶ岳など東北地方の高山

種を播いて、ヒナウスユキソウの可憐な葉を展開したが、花を咲かせることが出来なかったことは心残りでした。

その後、花の盛りは過ぎていましたが、月山で出会うことが出来て写真に収められたことは嬉しいことでした。その写真を下に載せておきます。

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ヒナウスユキソウ(雛薄雪草)の播種からの記録

hinausuyukisou
2004年4月24日撮影

2004年1月17日蝦夷砂、軽石、富士砂、桐生砂などを混ぜて水洗いした用土に播きました。

風除けと、霜よけをするために軒下の置き棚を波板で囲って、水を切らさないようにして管理しました。

2004年3月22日発芽確認、半日くらい日光に当てて管理しました。

現在本葉が見えるようになっています。

hinausuyukisou6
2004年6月10日撮影

置き場所が悪く、上の棚から水が落ちていたので、肥料過多かも。

あまりに小さいので植え替えは控えることにします。

hinausuyukisou7.12
2004年7月12日撮影

暑いせいかあまり元気がない。

高山性のものなので、遮光をあまり強くしたくないし何とか頑張って育ってくれるよう願っています。

hinausuyukisou4.9
2005年4月9日撮影

2本だけ残ったヒナウスユキソウが冬を越してくれたようです。

さっぱり大きくならないと思って見ていたが、少し太って新葉を広げ始めました。

結構難物とか、花が見られるくらいにまで育ってくれると嬉しい。

秋には植え替えたが今年は植え替えていないので、もう少し葉が展開したら植え替えようと思います。

その後植替えはしたのだが育つことが出来ず、7月に枯れてしまいました。

月山で見たヒナウスユキソウ(雛薄雪草)

ヒナウスユキソウ

ヒナウスユキソウ(雛薄雪草) 2006年8月3日 撮影 月山

ヒナウスユキソウ

ヒナウスユキソウ(雛薄雪草) 2006年8月3日 撮影 月山

 
和名ヒナウスユキソウ(雛薄雪草)
別名ミヤマウスユキソウ(深山薄雪草)
学名Leontopodium fauriei
科名・属名キク科 ウスユキソウ属
分布本州(秋田駒ガ岳、焼石岳、鳥海山、月山、朝日山地、飯豊山)。日本固有
花期7~8月
特徴

高さ4~15cm。高山帯の乾いた草地に生える多年草。

有花茎と無花茎の区別がある。有花茎の葉は少なく1~5個。無花茎は短い。

果実に稜と微毛がある。

ブログ内のウスユキソウの中間


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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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