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広告 種まき

プリムラ ルテオラの播種から開花までの記録

プリムラ・ルテオラ

学名: Primula luteola

分布: 北東コーカサス、Daghestanの地域固有種、1400~3000mのアルパインゾーン

下記に播種から開花までの記録を写真を入れて書いています。種から芽生えた苗が育ち花が咲くのを見るのはとても感動的です。

その後の育て方は、プリムラ・ルテオラ(Primula luteola)の育て方に書いています。

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プリムラ ルテオラの播種から開花までの記録

Primuiauteola7.12
2004年7月12日撮影

2004年3月12日山砂、蝦夷砂、日光砂などを混ぜた用土を水洗いして播く。

霜よけと風除けをした場所で乾燥しないように注意して管理した。

2004年4月15日に発芽を確認、風、霜を除けた軒下の日当たりで管理する。

芽生えた数も少なかったし、最初はあまり成長しなかったので暑い中を植え替えないほうが良いかと思いまだ植え替ええいないが、今のところは思ったより元気に育っている。

primuraluteola8.24
2004年8月24日撮影

写真のせいか、夏の暑さで弱っているせいかあまり色がよくないように見える。

何しろ暑い日が続いたので、遮光が強すぎたのかも知れない。

primuraluteola10.7
2004年10月7日撮影

播種後1度も植え替えていなかったので、少し涼しくなった8月29日に軽石、富士砂、蝦夷砂、日向土、桐生砂など少し粗めの土を適当に混ぜて植え替える。

アルパインゾーンに自生しているとのことだが、なかなか直射日光には当てられず、明るい屋根下で管理している。

primuialuteola4.9
2005年4月9日撮影

発芽したものは多くはなかったが、ほとんどのものが残ってくれた。

昨年の夏の暑さでは随分気を使ったが、思ったよりは弱くないのかも知らない。

枯れなかったとはいえ、夏の写真は元気がなさそうなので、今年の夏もしっかりと育てようと思う。

primuialuteola5.16
2005年5月16日撮影

葉を大きく広げ始め元気に育っているが、今がプリムラにとって一番良い季節なのかも知れない。

1400-3000メートルのアルパインゾーンに自生しているというから、日に当てようとポリカボネートの屋根下で午前中の日光に当てている。

primuialuteola6.30
2005年6月30日撮影

1ヶ月半の間に葉の数も殖え、とても元気に育っている。

もともと3本くらいの寄せ植えにはしてあるが、脇芽も出て今はとても元気だが、気温の高い場所柄、真夏が問題だと思っている。

ポリカボネートの屋根下だが朝日が少し当たる。

5.3Primulaluteola
2006年5月3日

2月に蕾が出てきたがなかなか育たずやっと5月になって初花を見ることが出来た。

高山に咲く花らしく、花茎は2cmとあまり大きくはないが、気品のある黄色の花がすっかり気に入ってしまった。

わが家で毎年花を見せてくれることを願ってやまない。

2010年現在

株わけをしながらその後2年くらい咲いたが、やはり高山性のPrimuiaは難しい。

種を播きすぎて管理不足になりつつあるので、新しい種を播くのを少しやめている。

難しい花の種を播いて数年で枯らしてしまうのは忍びない。

でもこのような写真を数枚残せただけでも嬉しいことである。

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上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

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猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

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