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広告 種まき

リシリヒナゲシの播種から開花までの記録

リシリヒナゲシ

学名: Papaver fauriei

分布: 利尻島固有種。高山帯の砂礫地に生える多年草。

リシリヒナゲシの播種から開花までを写真を入れて紹介しています。

高山植物ですので、管理には気を使いますし、まだ花を見たこともないので、期待と不安半分の気持ちで毎日観察しました。

リシリヒナゲシの詳しい育て方は、リシリヒナゲシ(利尻雛芥子)の育て方に書いてあります。

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リシリヒナゲシの播種から開花までの記録

risirihinagesi
2003年11月1日撮影

2003年5月26日桐生砂、蝦夷砂、富士砂、軽石、硬質鹿沼土などの混合用土を、水洗いして播く。

乾燥しないように注意し、朝日が当たるような場所で管理した。

10日前後で芽生えを確認、順調に生育する。

混んで芽生えたので、根に触れないようにマグアンプKを入れて7月1日仮植えにする。

植え替え後順調に育つ。

risirihinagesi1
2004年4月24日撮影

去年に比べて、葉がしっかりしてきたような感じがする。

初めて育てる花なので、手探りの状態である。

risirihinagesi6.16
2004年6月16日撮影

暑くなって少し下葉の色が変わり元気がないので心配していたら、2002年6月16日蕾が出ているのを見つけた。

 

播種から約1年が過ぎていた。

risirihinagesi6.22
2004年6月22日撮影

葉が少し痛み始めたので、今までより少し涼しそうなところに移す。

波板の屋根の下で半日くらい波板を通した日光が当たっていたが、少し葉陰に移したら葉の痛みも和らいだ。

夏を越して、来年も咲くことを願っている。

risirihinagesi3.31
2005年4月9日撮影

去年は花後に急激に元気がなくなり沢山あった苗も全部枯れてしまった。

2004年10月播種、去年より播種が遅いぶん夏までにどのくらい成長するかが問題だが、少しでも長持ちして花が見られるように育てようと思う。

risirihinagesi5.6.16
2005年6月16日撮影

今年はマグアンプKの分量が良かったのか元気な時に綺麗に咲いてくれた。

花後から急に暑くなった事もあって、去年と同じに花後の株は急激に弱りほとんどが枯れてしまった。

 

花の咲かなかった株が随分弱ってしまったが、まだ3株ほど残っている。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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