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種まき

雪割草の播種から開花までの記録

雪割草

学名: Hepatica

雪割草はオオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウの交配種の総称であり園芸品種的な意味合いをもつが、純粋な原種も存在しているので分類が難しい。

オオミスミソウの学名: Hepatica nobilis var. japonica f. magna

オオミスミソウの分布: 北陸地方以北の本州日本海側

雪割草の種を始まて播いた時の記録で、写真を入れて紹介していますが、それから10年以上毎年播いていますが、最初の時のような感動はなくなっています。

雪割草の詳しい育て方は、交配が面白い雪割草(ミスミソウ属)の育て方に書いています。

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雪割草の播種から開花までの記録

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2004年4月24日撮影

2003年4月21日硬質の鹿沼土を主体に、日向土、軽石などを少量混入した用土に播く。

冬までは乾燥させないように日陰に置き、冬は風除けと、霜よけをするために軒下の棚を波板で囲って、水を切らさないようにして管理した。

2004年1月18日発芽、朝日が当たるような場所で管理する。

4月24日現在本葉が見え始めている。

これは少し用土が荒いかもしれない。

今は栽培用にはこの中粒を使っているが播種用には細粒を使っている。

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2005年4月9日撮影

ほとんど成長の止まっていた苗も春になって本葉をしっかりと広げ、ユキワリソウらしい感じになって来た。

早いもので3年目に咲くものがあるとか、来年は花が見られるのだろうか。

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2005年3月24日撮影

播種初めての苗で弱々しいながらも3本の花を見ることが出来た。

2004年に播種した苗のほうが元気なくらいだが、初花を見られたことは嬉しい。

来年はたくさんの花が見られることを期待している。

2010年現在

このころから種を播き始めた雪割草が、ロックガーデンにさまざまな色の花を咲かせてくれ、種をこぼして増え続けている。

2015年のロックガーデンの雪割草

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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