学名: Corydalis decumbens
分布: 本州(関東地方以西)、四国、九州の人里・田畑、山地・低山、森林・林縁、原野・草原
ジロボウエンゴサクの播種から開花までの記録ですが、はじめてのことなので、丁寧に行いましたが、ヤマエンゴサクやエゾエンゴサクが育ちにくいのと反比例して、零れ種から殖えて困る有様です。
色も濃淡があるようで、花はきれいですが、殖えて困るところには植えない方が良い植物です。
詳しい育て方は、ジロボウエンゴサク(次郎坊延故索)の育て方に書いてあります。
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ジロボウエンゴサクの播種から開花までの記録
2004年4月24日撮影 |
2003年5月22日軽石、硬質赤玉土などを混ぜて水洗いした用土に播く。 冬までは水を切らさないように日陰においておいたが、冬は風除けと、霜よけをするために軒下の置き棚を波板で囲って、水を切らさないようにして管理した。 2004年3月2日1本が発芽、朝日が当たるような場所で管理した。 ただの1本だけだが元気に育っている。 |
2004年10月22日撮影 |
夏休眠していたが冬芽を伸ばし始めた。 1本だけの苗が芽を出してくれてどんな生長を見せるか興味深々、時折眺めていると小さな鉢の中に何本もの芽を出して冬越しをした。 |
2005年4月9日撮影 |
このところの暖かさで、鉢の中に根を伸ばし3本も花芽が付いていると思って喜んで見ていたが、あっという間の開花になった。 結構丈夫なようで、沢山増えてくれるのを願っている。 |
2005年4月11日撮影 |
2日前に咲き始めた花もきれいに色付いてきた。 此花はアブラムシに好まれるようだ。 |
2010年春 |
とても可憐な花だが今は庭の至る所に増えて今を盛りと花を咲かせているが、こぼれ種から増えて抜かなければ殖え過ぎて困るまでなっている。 種からの発芽率は良くなかったので、取りまきでないと発芽率が落ちるのかもしれない。 |