ヤマコウバシ、ダイモンジソウ 2013年10月24日 撮影
ヤマコウバシはクロモジ属の植物なので、葉を揉むとよい香りがしますし、根も良い香りがします。
紅葉がとてもきれいなことで人気がありますが、紅葉が終わっても次の年まで葉が落ちないので長く楽しめることも魅力です。
また紅葉と言っても様々な色の紅葉がありますが、ヤマコウバシの紅葉は橙色で上品な色なのも好まれる理由かもしれません。
盆栽として作る場合は整枝が難しく、自然な感じにするのが良いようなので、木に聞いて形作りをするという感じなので素材選びで形が決まるようです。
枝からの芽吹きはあまりよくありませんが、株もとからの芽吹きは良いようなので、株から新しい芽を吹かせれば好きな形にできるかもしれません。
この木は寄せ植えになっているものを購入して植え替えたものですので、かなり枝打ちが出来ています。
これと一緒に入っていた木は別に植えたら、根元から枝が出て双幹になり小さな草物盆栽になっています。
山野草が好きで種播きを繰り返してきましたが、その頃に播いた木物も育って、草物盆栽の素材に使えるようになっています。
山野草も野山の木も種から育てたものは愛着があるとともに好きな形に育てられることが大きな魅力になっています。